★第4回がるこれポエム大会★


■テーマ:ラブレター(一番気持ち悪い人が優勝)

●愁
『嗚呼、素晴らしい日』

今日はなんていい日だろう。僕の眼にはとても美しい女神の様な人が映っている。
嗚呼、なんて幸せな日だろう。思わず君を題名に歌ってしまうよ。

僕は、丁度目にした花屋でバラを100本程買いに行ったさ。
勿論、君に捧げる愛の言葉と一緒に。当然だろう?
こんな素晴らしい女神を目にして誰が何もせずに帰れると言うんだい?

嗚呼、想像してしまうよ。
君と僕が口付けをして愛の言葉を囁き合う日を。
嗚呼 想像してしまうよ。
君と僕が互いに互いの名を呼び合う日を。

僕を見てごらん?君以外誰もこの眼には映らないんだ。
嗚呼、どうかこのときめきを抑えてくれ、君が。

そう、そしてこの言葉とバラを君に送るさ。
あなたは私の心を掴んだ。
僕が世界で一番君を愛しているのだから。

●シン
『彼方への手紙』

どの時代でも
どの国でも
僕は孤独だった

ある時は大富豪で
ある時は皇帝だった

それでも僕の孤独は癒されない


いつだったろうか
遠い地平に君を見たのは
僕の全てを捨てても
君を手に入れたいと思った

それでも

君に僕の言葉は届かない

もし、君にいつか逢えるなら



「ありがとう」と伝えたい

●樹
『光』

君は太陽のように暖かく、そして明るい。

夜は月や星のように僕の暗闇を照らしてくれる。

曇っていたりすると君の気持ちが、君の光が届かなくて少し寂しい。

こんな雨の日にそう思った。

君の涙かなって。

でも違ったんだ。

曇って居たのも泣いていたのも自分自身だった。

太陽や月は曇ったりなんてしなかったんだ。

今日から僕は晴れた気持ちで君を見る。

そしてこれからは僕が君を照らそう。

●鳥
『君には手が届かない』

君は振り向くだろうか
私の気持ちは伝わるのだろうか
君はいつも輝いている
私に釣り合うのだろうか
君はとても魅力的だ
私は・・・とても君の隣には立てない
君は・・・いつも笑顔でいるけど
その心の中を知る人に私はなりたい
全てを受け入れ、支えとなれるのならば
尽くす覚悟を決め、共に歩み進み行こう。

●アキ
『僕の全て』

君の手はとても白い。
僕のこの舌で全て舐め尽くして
僕の匂いにしてしまいたい。

君の髪はとても黒くて長い。
僕がこの手で短く切って
その髪を僕の体に巻きつけて眠りたい。

君の唇は柔らかくて美味しそう。
僕の唇で重ねて息ができなくなるまで押し付けて
唾液を体内に注ぎ込みたい。

僕の全てを君に捧ぎます。

●我流(優勝)
『ヒツゼンノアイ』

ごきげんうるわしゅう?マドモワゼル
貴女を一目見た刻、僕に一筋の雷が落ちた
僕のハートを見事に焼き焦がした罪な貴女

貴女はまるで高野に咲く一輪の花のよう
おっと、花は綺麗な水を必要としていますね
その美しい花弁に愛という名の水をあげましょう

僕達はすべからく出会うべくして出会った
それはまさに光と影の如く必然そのもの

ほら、小鳥達も僕達を祝福してさえずっていますよ
僕と共に新世界のアダムとイヴになりましょう

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