『糖分ZERO』

トイレなう。もうかれこれ3時間はこの個室を空けていない。なんとなく幸せを感じている。(鳥
実はお腹なんて痛くない。いたって健康だ。
そう、ここは俺だけの居場所。ATフィールドは誰にも壊させない。(アキ
最近俺はトイペを三角折にすることに凄いハマっている。
などということはわりかしどうでもよく、トイペで茶色いブツをしきりに拭き取っていく。(我流
かれこれ6回は拭きなおしているが・・・無限にこびりついたものがトイペにくっついてくる。
終わりは見えない。(鳥
6回も拭きなおしたせいで手が若干臭い。洗いたい。でもトイレからは出たくはない。
何故か?ここは俺が唯一心休まる瞬間であり、大切な時間なのだ。くそ、本当に手が臭い。
その時、(アキ
トイレがイキナリ爆発した。俺はすぐさまう○こまみれになり、
その恐るべき事態にただただフリーズしていた。(我流
爆発した便座の破片が口に入った。もう体がう○こだらけなので気にしない。
いや、気にするのが常識なのだろうか・・・。なんか気持ちよくなってきた。(鳥
俺はどうやらスイッチが入ったらしい。
散らばった便座の破片や拭いたあとの紙をすべて口に含んだ。
苦しい。だけどなんだか気持ちいい。そうか分かったぞ。これが快感だ。(アキ
俺はこんな状況でありながらも先日購入したコペンのことで頭がいっぱいだった。(我流
リアルな数字を出すと670000円だった。
あの札束を出し一回で払いきってしまうあたり快感であった。
でも今回の快感は違う。性に関する快感というものはこんなに素晴らしいのか!(鳥
この快感をコペンに乗って体感したい・・・そう思ったときにはもう車のキーを手に取っていた。
俺は口に大量のう○こをつめて急いでコペンに乗り込んだ。(アキ
俺はアクセル全快で公道に乗り込んだ。・・・と思ったらトラックに追突した。
納車したばかりのコペンのボンネットはあっという間にぐちゃぐちゃになり、
俺はフロントガラスを突き破りトラックを飛び越え地面に激突した。(我流
次回車を買うときはロングノーズ強化剛性のスーパーカーを買おうと決意し、
口に含んだう○こを一気に飲み込んだ。非常に喉が熱くなった。(鳥
こみ上げてくる何かを抑えながら俺は思った。自分はやっぱりトイレにいるのが一番だと。(アキ
俺はすぐさまトイレに引き返した。よくよく考えると大破した便器をどうすべきか、
そういうことを何一つ考えていなかった。逃げてしまえばそれでバレない気はしたが、
俺のモラルがそれを許さなかった。
というわけでポケットにたまたま入っていたアロンアルファで便器を完璧に修復した。
「ふぅ、これでよし、と!」(我流
と思った矢先、粘着力の低下が著しく、またバラバラを音を立て崩れ、水が漏れ出した。(鳥
これはまずい!急いでクラシアンに電話をしなければと電話をかけたが、
間違えてゴリ美に電話をかけてしまった。(アキ
「はぁ〜い?今ちょうど彼氏とS○X中なんだけどぉ〜?」
プツッ。俺は無言で電話を切った。(我流
電話を切ったとたん今度はトイレ以外も爆発が起こった。
誰だ俺の家に時限式爆弾をつけた奴は。俺の残機はZEROなんだぜ?さようなら。(鳥

Fin

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